ゴム動力 プラ子の日記  〜 第103回め 〜  

 

平成17年7月17日(日曜日)

蒸し暑い一日だった。

夕方シャワーを浴び、髪も乾かさぬままインド綿の涼しいワンピースを着て家の外に立った。もうすぐあの角から1号と私の精神救助犬ケンちゃんが走って戻ってくる。風が吹くと汗がスゥ〜ッと引いて気持ちいい。

      あ、戻ってきた! 犬が機嫌良く走る姿っていつ見てもいいなぁ〜。気持ちが休まるよ。





さてさてさて、パンツァーグラフ、出ましたね!

見るところ読むところたっぷり、金子先生の意気込みが感じられる素晴らしい一冊。でも、ここでは内容に触れナイヨウ。ミ(ノ_ _)ノ=3 ドテッ  買って読もうね♪

 

PG!を手にとったとき、その重さがいろいろな場面にリンクして、感慨深かった。

五月の頃・・・スタジオに向かう風の強い線路沿いの道。カメラマン奈良岡さんのカメラを構えるときのかっこよさとか緊張感。そんな中で息を潜め、仕事が終わるまで「洗面所はどこですか?」と言えなかった私。それでも幸せなひとときだった。ちなみにその日たっぷり時間を掛けて撮影された作品は、70〜75ページに掲載。スタジオの玄関先には88ミリ砲の砲弾が。迫力満点。(もちろんカラッポであるが)事情を知らない人がみたら通報されるんじゃないかと心配したりした。(こう見えても私は心配性なのだ)

同じく5月のホビーショーのとき、会場入り口で鉢合わせした金子先生に「プ、プラ子さん、どこか会場の近くで静かに話せる場所を知りませんか?」と聞かれた。わ、私とですかっ!? ・・・いや、違う。(笑) その真相は22〜23ページに。

初夏の頃・・・休日のモデルアート社さんの静かな事務所、窓からみえた青空、吹き込む心地よい風。コンビニのおにぎりを頬張る編集者加藤さんの笑顔、夢中でサラダを食す金子先生、できかけの原稿の束と走り書き、机の上の寝袋・・・。(この話は日記に書いてなかったと思う) そのときチラリと見せて頂いたできかけの記事は30〜33ページに掲載。私がまだ学生だった頃に、よく我が家に遊びに来て下さった大好きな方の作品だ。

そしてつい最近・・・あのにこやかな笑顔も消えた最後の追い込みの時・・・眼光鋭い金子先生を初めて見たっけ。(この話も書かなかった。ちょびっと怖かったから。(笑))

ほんと、山のような情報すべてに手を掛け心を砕いてこの一冊に凝縮したって感じだと思う。多くの方の協力もあったことだろう。大事に読もうっと。

創刊号を手にした日、最寄りの駅まで歩く道すがら、私はPG!を頭の上に乗せて(ウルトラクイズの帽子みたいに)歩きたいぐらいの気持ちを押さえ、表紙が見えるように(つまり見せびらかすように!)胸に抱えて歩いた。電車の中でもしかり。そしてあの日以来、毎日リュックに入れて持ち歩いていては、待ち時間のたびにニンマリしながらめくっているんだな〜。

祝・パンツァーグラフ創刊! 乾杯♪

ちなみに現在私のリュックの中には「パンツァグラフ創刊号」、「アーマー最新号」と、「サマワのいちばん暑い日」(宮嶋茂樹さん作 祥伝社)も入っている。「サマワ〜」は、第100話氏から直々にいただいた本で自衛隊に同行しているフリーカメラマンからみたサマワと自衛隊のお話。言いにくいことをズバリ言うその語り口が大変面白く、あともう少しで読み終わるところ。

しかも今日は中古本屋さんで見つけたモデルグラフィックスのバックナンバー3冊(いずれも過去のワンフェス特集)も入っている。あとは口紅一本、ガムとティッシュとタオルにお財布。それと、息子に対抗して買い始めた「デュエルマスターズ」のトレーディングカード(この前、運良くエターナルフェニックスをゲット!しかし遊び方は全くわからない)これが主婦のカバンの中身とは、ちょっと・・・ね。(笑) 


さて話がそれたけど、創刊号を産み終えた金子先生は、産後の休養もそこそこに次号の準備中、アメリカに取材旅行に行かれるとのことで、先日お電話をいただいた。

「かくかくしかじか、・・・というわけなんで〜〜、時間をくださ〜い♪」

あぁ、忘れられてはいなかった。よかったよかった。 でも、なんか声が弾んでますねぇ?(笑)この調子では88話は幻になるような予感もしてきたよ。 これはぴ〜〜んち!かっ?

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9月のフリマの企画がいろいろ進んでいる。それに合わせ、今週中にはHPのサイトマップを変えようと、現在いろいろ考え中。連休だけれど、頭の中は仕事のことあれこれ。切り替えも必要だとは思うけれど、リラックスしながら仕事のこと考えるのもスキさ。では、あと1日、楽しもう。 あぁ、尾道行きたいなぁ〜。日帰りは無理だな〜〜。

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