ゴム動力 プラ子の日記  〜 第15回め〜  

 

平成16年

11月13日(土)  おまけ。

今日は東京の浜松町、都立産業貿易センターで開催された、第5回ジャパンギルド・ミニチュアショー(ドールハウス展示会)に行ってきました。子連れですけどね。 大好きなんですよ、ドールハウス。

で、会場に着きましたら、いきなり有名な金子T先生がいらっしゃるではないですか。ドキドキドキ。

友人に「目の前に金子先生が!」とメールすると、すかさず「急げ!このチャンスを逃すな!」と返信が。私も、ぜひご挨拶をと思うのですが、ドールハウスの木村先生と歓談中。大御所二人で楽しく作品について語り合っているところに、どうしてプラ子が割って入ることができましょうや。

会場では見たかったドールハウスがいっぱいあるのに、気もそぞろです。ちらりちらりと、チャンスをうかがうものの、まったく話がとぎれません。失礼を覚悟で話かけてみようか・・・いや、それはやっぱり・・・ オロオロウロウロしている内に、ついに閉館時刻も過ぎてしまいました。

ぐずぐず言い始めた2号(次男)をなだめジュースを買ってやり、しばらく会場の外からガラス越しに様子をうかがうのですが、それでもまだお話が終わりません。こういうことになると話が尽きない、それが良くわかるだけに、やっぱりね、そうだよね、と思いつつ、建物の外に出てからもしばし冷えたベンチに座って待ちました。このまま帰ったら後悔するだろうな。 わかっていました。・・・が、やっぱり、突撃できなかったんです。

そつなく話しに入り、ご挨拶して、名刺を渡し、フリマの宣伝やらなにやら、楽しく会話をする・・・あわよくプラモ星人になって頂く・・・  あぁ、なんて遠い道のりなんでしょ。

情けないプラ子。営業のくせに! や〜いや〜い、おまえなんか意気地なし!

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敗北感タップリ。最近離れて歩きたがるようになった息子を「東京は人も多いし迷子になったら大変よ」と言葉巧みに騙し(?)、しっかりと手をつないでみたりして。すっかり暗くなり冷たい夜風に吹かれながら二人で見上げるビル群。ネオンがつくといっそう輝いて見える窓の一つ一つの中に、大小様々な会社があって、みんななんとか利益あげて家賃払って人件費払ってるんだ、がんばってるんだろうな・・・。決して特別なことじゃないんだ、私だってがんばれるんだ。よし、次こそ・・・。  なんてことを思ってますと、横から息子が、「あ!マクドナルドあるよっ!」

おいおい、東京まで来たんだし、特別美味しいもの食べて帰ろうよ! 食べるとなったらどういうわけか先に元気が出るもので、田舎モノ二人組、おそるおそる自動改札を抜け、いざご飯! 最近ゆっくり関わってやれなかった2号と、よい時間がもてました。

今度は、がんばっちゃいますからねっ! ぜったい話かけちゃうんですからね。         ・・・ほんと?
                                                                   

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