ゴム動力 プラ子の日記  〜 細々スタート 〜
10月25日(給料日)

はじめまして、プラ子です。

モデラーズフリマを開催するんです・・・けど。いやぁ、もう、初めてのことでありますし、試行錯誤の連続、壁にはぶつかるは、社長と喧嘩するわで、泣くわ、わめくわ、大変なんであります。でも、寝ててもアイディアのカケラが頭の中でカラコン♪と音がするんですよ。それで逃すまいと飛び起きたりするんです。それがたいてい夜中の3時過ぎ。カケラをしっかりゲットできた、そういうときは妙に嬉しくて眠気が吹き飛びます。結構この仕事が好きなんでしょうか。

「楽しいイベントをするのに苦しがっていてはイケマセンよ。」

業界の方々にいろいろとアドバイスも頂き本当にありがたく、謙虚な心で頭を下げる日々。で、いろいろ考えているうちに、この状況自体を楽しんでしまおう、という気持ちになりまして。「祭りは準備が楽しいんだ」ってポルコの声のコマーシャルがありましたけど、まさにその「楽しい準備」の様子をここに書いてみたらどうだろう、某業界通のI氏に「書いちゃえ書いちゃえ!正直に書けばいいんだよぉ!」と背中をバシッと叩かれたことも大きいですけど・・・、決まったことだけ1行の活字にしてアナウンスしてしまうより、どうなって、こう思って(だけど、)こうなった、ということがある程度わかった方がフリマのことを知ってもらえそうな気がして、この「プラ子の日記」をアップすることにしました。人が企画して人が参加するんですものねぇ。このコーナーはあったかくいきたいものです。なるべくまじめに更新しますので、また覗いてやってくださいな。

ちなみに、私はプラモオタクではなく、プラモマニアでもなく、でも、プラモ好きの人を○十年も見ていたのに未だ飽きずに目を細めてしまう、「プラモ好きが好きな人」です。女性ではありますが、歳いってます。「もしかしてすっげ〜かわいい娘だったりしてぇ」という期待は今スグ捨ててくださいよ。(してない?あ、失礼しました・・・) 自己紹介はこのぐらいにして、と。 

そろそろHPに、出展メーカー様のお名前を出したくて、うずうずしています。いったいフリマでどんなものを出してくださるんでしょうか、フリマでしか買えないようなものを手にすることができるんでしょうか、楽しみでもあり、主催者としてはドキドキしてしまいます。

ところで私、無謀にも都内某所L社Y氏の隠し倉庫に潜入しちゃったんです。そこはお宝の山でした!!(10/21のできごと)

I氏に紹介していただき訪問がかなった都内某所のL社Y社長は、まだ出展してくださるかどうかわからないんですけど、部屋も倉庫もお宝だらけ、私なんかどれが高いとか貴重だとか全然知らないくせにすっかり舞い上がり、さんざん写真を撮らせていただいたのにも関わらず、インタビューするのもご本人のお写真を撮るも忘れ、帰りの新幹線では反省しきり。快く写真のHPへの掲載を許してくださいましたが携帯カメラでは限界が・・。スミマセン。お忙しいなか、静岡の田舎から出てきて緊張しまくりの私のフリマご案内に耳を傾けて下さり、本当にありがたかったです。

いつもはお菓子の東京土産、今回はL社1階でプラモを購入、息子たちも大喜び。珍しく遅く帰宅しても喜ばれたことに気をよくし、また出張したらプラモ買っちゃいそうな、オヤジ的心境のプラ子であります。 

(※ 出張しなくてもプラモを買おう!)

ところで!今日はすごくおもしろい本を見つけてしまいました!

「35分の1スケールの迷宮物語」モリナガ・ヨウ著 大日本絵画

私が小さいころ父が海外出張(独ニュールンベルグのトイショー)で毎年冬に長く家を空けていたので、夜などは布団のなかで「泥棒が来たらどうしよう」と不安でたまらなかったんですけどね、毎回ホテルの部屋の様子をイラストにして楽しいコメント付きで送ってくれるエアメールが唯一の楽しみでねぇ。

「このトイレのドアは分厚くて中でプ〜をしても聞こえないよ」「このヒーターの上にパンツを干すとスグ乾く」「この机でいま手紙を書いてるんだ」・・・まだ飛行機がドイツに着いてないような時から私は家のポストを覗いてましたっけ。っと、ここまでは前置きで、

その後、妹尾河童先生の「河童が覗いたシリーズ」に出会い、同じツボに暖かさと楽しさを感じ、今日、ついにモリナガ・ヨウ先生の本に出会ってしまったわけです。

「たまらなく、くすぐったい一冊」。コピーライターみたいにかっこいい言葉が使えず、よさが伝わるかどうか・・。うぅ、くるしい。とりあえず、本屋さんで手に取ってみてください♪ ご購入はこちらからでもできるらしい。

モリナガ・ヨウさんのHPも、たのしいよ〜!

プラ子の日記、初日はこれにて終わり。明日からはもうすこし短くします。(苦笑) 最後まで読んで下さってありがとうございます。ぺこり。

↑イラストに加え一つ一つのコメントがおもしろすぎる。漏れなく読もうと、なめるように本に見入るプラ子。
何度かコンタクトが落ちそうに。
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