ゴム動力 プラ子の日記  〜 第130回め 〜

    

1月9日(月)   クリスマス in シモキタザワ

下北沢は初めて。会場ではもうトークが始まっていた。さらさらとイラストを描きながら上手におしゃべりする人ってステキだなぁ。まるでイラストの世界から抜け出したようにご自身も絵になる上田先生はこともなげに語るので自分も出来そうな気になるけど、やはり、絵というのは難しいのだ。 最初から聞きたかったなぁ。

  

会場の中で、見たかった作品を見つけた! 荒川さんの「メコンの休日」だ。これが雑誌(AMだったと思う)に載ったときはびっくりしたんだ〜。作品の写真を日記に載せるにあたっては、個別交渉を、との東京AFVの会主催者様のお話だったので、早速、思い切って荒川さんを捕獲(?)。よかった、話しやすそうな人だ。


荒川さん作品「メコンの休日」 
 


これも荒川さんの作品「厳冬逃路





「初めまして、あのぉ〜」とご挨拶をすると「お会いしてますよ!宴会で!」と言われた。

ひゃぁ〜、ゴメンナサイ。あの宴会は70人だったっけ。(^_^; 失礼をお詫びし、快く写真の掲載を許可して頂けたので、よかったよかった。そのために育てたという2年物の植物の根っこが作品の質感をぐっと高めていると思った。水面の作り方とか映り込みの効果とか、作者ご本人に解説をして頂く。展示会での至福の時間だ。

荒木さんの作品(下の写真)も見応えあって、波の作り方とか興味深く、思わず座り込んで写真を撮りまくっていたら、後ろから「この作品、うまいね〜」と声がしたので、てっきり私に話し書けてるんだ、土居さんの声だ、と思い込みいろいろ返事をして振り向いたらぜんぜん知らない人だったりして、かなり冷や汗もかいた。


荒木さん作品「強いぞ!!メーサー車」 

夫婦モデラーの荒木夫妻と横山夫妻を取材するカメラを見つけ、その様子を激写(?)しながら心の中でエールを送ったり。いろいろな人とお話をしたり。 載せたい作品はいくつもあったのだけれど、個別交渉出来なかったので、載せられないな。残念。



閉会後は、出口でフリマのチラシを配らせて頂いた。ちゃんとお仕事もしたのだよ。

そのとき、見知らぬ男性に大きな声で「プラ子さんですかっ!」と言われ、とっさに他人のフリをしてしまった。未だに慣れないのだ。冷や汗ドバ〜〜ッ!!なのだ。隠れたくなっちゃう。そして直後に、どうしてもっと上手に挨拶できないんだろう、と落ち込み、失礼なことをしたと反省するんだ、ごめんなさい。

あの子(ロゴのプラコ)が動いたり、しゃべったりしたらいいのに・・・。かわいいんだから。 ついでにチラシも配ってくれたらいいのになぁ。

        8「ボクは?ボクは?」

    

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結局お昼ご飯を食べる間が無いまま夕方の5時になってしまい同じようにお昼を食べていない友人たちと、空腹に耐えかねてすぐ近くの中華屋さんに入った。丁度日暮れ時だった。下北沢にはたくさんの小劇場があるんだね。道が狭く面白そうな店と電信柱がいっぱいの、若い人が多い街だった。

趣のある小さな店、小皿に載せられた料理はどれも飾り気がないが美味しかった。役者さんがよく訪れる店だとか。美味しい紹興酒を飲みながら業界の話を聞きかじり、ひたすら食べ、その後は、ちょっとだけ歌の「練習」をして、新宿経由で東京駅へ。こうして(忘れていたが)クリスマスの夜も更け、最終のひかりで静岡に帰ったわけだけれど・・・。

「きっとプラ子は最終で帰るはずや」と、早めに会場を後にされた海洋堂ご一行様にも予想されていたらしく、後で聞いてちょっと悔しかった。 よ〜し、今度は予想を超えることをしでかしてやる。ファファファ  

でも、その前にフリマの準備!1か月切っちゃったよぉ。 がんばるぞ! エイエイオー!

     8「予想を超えることってなんだろね」

     8「飲まず食べず歌わずで大人しく夕方静岡に帰るとか。」

     8「ないね・・・」

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